水ぶくれのような皮膚病

汗庖状湿疹とは何か?

汗庖状湿疹(かんぽうじょうしっしん)は手の平や足の裏、手足の指などによく汗をかく人がなりやすい病気で、細かい水ぶくれのようなブツブツができます。

最初は「水虫かな?」と思ってしまう人が多く、市販の水虫薬を塗ったりしてしまう人もいます。

もちろん水虫菌はいませんので水虫薬は効きません。およそ2~3割の人が水虫以外の病気と判断されるようで、皮膚科に行って水虫菌がいるかの検査を受けて、きちんと治療をしましょう。

汗庖状湿疹は手足のあせもとも言われる皮膚の病気で、発汗異常性湿疹と呼ばれることもあります。

通常はかゆみがありませんが、まれに強いかゆみを伴う場合もあります。

かゆみの無いときにはサリチル酸ワセリン、かゆみがある場合にはステロイドなどを使って治療します。

掌蹠膿疱症とは何か?

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)は奈美悦子さんが感染したことでも知られていますが、中年の女性に多い手足の水ぶくれやかさぶたが生じる皮膚病のことです。

時折、爪が変形することもあり、爪の水虫と間違われる場合もあります。

A群溶連菌の中のA群β型溶連性連鎖球菌や病巣感染が原因となるほか、歯科金属アレルギーからも発症する場合があると言われています。

食品に含まれる金属や歯科金属は、口腔粘膜や腸から吸収され、汗として濃縮されて全身から出ることになります。そのために汗と接触した皮膚が水ぶくれなどの症状を起こさせることになります。

また、喫煙や高温多湿の気候も要因となるといわれている病気です。

掌蹠膿疱症の治療ではステロイドやビタミン剤の塗り薬、テトラサイクリン系の飲み薬を使って治療します。

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